「子育てに正解は無い」確かにそうかも知れない。
一人ひとり性格も価値観も違うのだから、その子に合った接し方も教育方法もそれぞれですよね。
そもそも「正解」って何を基準に正解とするのでしょうか。
このように世のパパさんやママさんはいつも自分たちの子育てに自問自答しながら、自分がその時に正しいと思う子育てをしていくと思います。
今回はそのように子育てに悩みを持つ方達の手助けになる書籍を紹介していきます。
この記事が子育ての一助になれば幸いです。
子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッド
最初のおすすめの一冊はこちらです。
あまり日本では聞き慣れないかもしれませんが「モンテッソーリメソッド」は海外では非常に有名な教育方法です。
- ラリー・ペイジ(Google創業者)
- セルゲイ・ブリン(Google創業者)
- ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
- マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
- バラク・オバマ(米大統領)
上記のような名だたる方たちはモンテッソーリメソッドで育ったと言われています。
ちなみに日本人では藤井聡太さんもモンテッソーリメソッドで育ったようです。
「自律」と「集中」が「創造性」を生み出すというのがモンテッソーリメソッドの根っこの考え方です。
- 多様性を受け入れる
- 柔軟な発想ができる
- 問題解決能力が育っている
- 穏やかで優しい
これらがモンテッソーリメソッドで育った子に見られやすい特徴です。
モンテッソーリメソッドに興味が湧いてきた方は是非本書を手にとってみて下さい。
すごく勉強になると思います。
子どもの脳を傷つける親たち
「マルトリートメント」という言葉をご存知でしょうか?
これは「強者である大人から、弱者である子供への不適切な関わり方」のことです。
「虐待」という強烈な言葉を避けた言い方です。
この本ではマルトリートメントの具体例や、それによる子どもの脳への影響がわかりやすく書かれています。
正解がないのであれば「不正解」を避ける努力をしようと思い、私はこの本を手に取りました。
200ページ弱で非常に読みやすい本です。
自分の日頃の行いが「マルトリートメント」に該当しないかチェックしてみて下さい。
きっと良い気付きに繋がるはずです。
幸せになる勇気
ベストセラー「嫌われる勇気」の続編です。
本書ではアドラー心理学の視点で愛と自立に関して書かれています。
私はこの本を読んで子供との距離感を考えさせられました。
親は関心を示しつつも、決断は子供に委ねるということが大切なのだと思い知りました。
本自体は登場人物の哲人と青年の会話形式で進んでいくため、非常に読みやすい内容です。
但し、前作の「嫌われる勇気」同様、扱い方や理解を誤ると”毒”にもなりかねないという点は注意しないといけません。
もしかすると「嫌われる勇気」を読んでからの方が内容が入ってきやすいかもしれませんが、これから読んでも普通に楽しいと思います。
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方
最初のモンテッソーリ教育に加え、新たに「レッジョ・エミリア教育」というまたも聞き慣れない言葉が出てきましたが、こちらはきちんと説明すると長くなってしまうので端的に言いますと次のような教育です。
複数人での作業を通して社会性を身につけ、時間の制限を設けず、子供たちの自由な発想でプロジェクトを進めていく、そして子供たちの権利を尊重する。
あくまでレッジョ・エミリア教育についてそこまで触れないのは、この本で私が参考になったと思うのはあくまで「褒め方」と「叱り方」だからです。
これらの質問でドキッとした方は本書を読んでみる価値があると思います。
終わりに
ここまで記事を読んで下さってありがとうございます。
こういった記事を読んで下さるくらいなので、子育てに不安を感じたり、最近子供にキツイ態度を取ってしまっているのかもしれませんが、きっと普段は心の優しい方たちなのだと思います。
私も反省することが多々あります。
定期的に子育て本を読むのは自分を振り返る良い機会になるはずです。
そして読んだ次の日は子供への接し方が少し変わっているはずです。
今回の記事が子育ての役に立つことを祈っています。
これからも一緒に成長していきましょう。
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